Claude Cowork の使える画面とクラウド実行
このページは、Claude Cowork を使える画面と機能を定めています。画面はデスクトップ・ウェブ・モバイル・Chrome のサイドパネルの4種類です。Pro・Max の新規タスクの実行場所は、2026-10-06 にクラウド(Anthropic のサーバー)になりました1。
社員の働き方とデータの置き場所に関わる点
- 01社外や移動中でも作業を任せられるクラウドの Claude Cowork では、端末を閉じても作業がバックグラウンドで続きます。作業の途中で別の画面に切り替えられ、セッション(一連のやり取り)はアカウントについてきます。作業の完了や入力の依頼は、スマートフォンに通知されます1。
- 02社内データがどこで処理され、どこに残るかクラウドの Claude Cowork では、処理は Anthropic のサーバーで行われます。セッションとファイルは Claude のアカウントに保存されます。クラウド実行でパソコン上のファイルが要る作業では、必要なファイルの複製だけがクラウドに渡ります1。
- 03Pro・Max プランでは実行場所を選べないPro・Max プランでは、新しいセッションはすべての画面でクラウドで動き、実行場所を選ぶ設定はありません。2026-10-06 以降にクラウドへ移った利用者は、パソコンでの実行に戻せません。クラウド実行でも、フォルダの保存場所は利用者のパソコンです1。
- 04パソコンを閉じたときの扱いクラウドのセッションは、デスクトップアプリ(パソコンに入れるアプリ)を閉じても続きます。ただし、その間はパソコン上のファイルを使えません。クラウドで動く定期タスク(繰り返し行わせる作業)は、端末がオンラインでなくても動きます1。
- 05アカウントは仕事用と私用を分けるAnthropic は、仕事用と私用でアカウントを分けるよう示しています。ログインを複数の人で共有することには対応していません1。
使えるプランと、プランごとの条件
Anthropic は、Claude Cowork を有料プランだけで提供しています。対象は Pro・Max・Team・Enterprise の4プランです1。
Team プランでは、ウェブとモバイルの Claude Cowork はベータ(試験的な提供)です。Enterprise プランでは、ウェブとモバイルで使うにはオーナー(組織の管理者)による有効化が必要です1。
Enterprise プランでは、Chrome のサイドパネルもオーナーによる有効化が条件です。対象は Claude in Chrome と、クラウドの Claude Cowork の両方です1。
Pro・Max プランでは、2026-10-06 より前にパソコンで始めたタスクは、完了まで続けられます1。
広げる前に担当者と決めておくこと
ここからは UNS の見解です。決裁者が担当者に確かめさせたいことを挙げます。
- 01社内のデータをクラウドに置いてよいか作業の処理と記録がどこで行われ、どこに残るかを、社内の情報管理の決まりと照らし合わせてもらいます。判断に迷う点は、情報管理の責任者に確認します。
- 02どの画面まで社員に使わせるかデスクトップアプリだけにするか、ウェブやモバイル、Chrome のサイドパネルまで広げるかを決めます。Enterprise プランでは、オーナーが有効化するかどうかの判断になります。
- 03会話を学習に使わせるか設定のプライバシー画面に、会話の学習利用を決める項目があります。会社としての方針を決め、担当者に設定の確認を任せます。
- 04仕事用と私用のアカウントが分かれているか社員が私用のアカウントで業務をしていないか、ログインを使い回していないかを、担当者に確かめさせます。
- 05パソコンの中だけで動かしたい作業があるかPro・Max プランでは実行場所を選べません。そうした作業がある場合は、Claude Code への移し方を担当者に確かめさせます。
画面ごとの入手先とセッションの始め方
導入・運用を担当する方向けです。Claude のデスクトップアプリは claude.com/download から入手します。対応環境は下の表のとおりです1。
ウェブ版は claude.ai の Home タブから使います。モバイルは iOS 版と Android 版のアプリの、最も新しい版が対象です1。
- 01通常の画面での開始チャット統合版でない場合、デスクトップ・ウェブ・モバイルでは入力欄左下で
Coworkを選んで始めます1。 - 02チャット統合版での開始チャット統合版では、任意の会話でタスクを指示すると始まります1。
- 03Chrome のサイドパネルでの開始Chrome のサイドパネルは、開くとそのまま使えます。チャットとの切り替えはありません1。
- 04チャット統合版の提供範囲Pro・Max プランには、チャットと Claude Cowork を統合した新しい画面が順次提供されています。Team プラン(ベータ)と Enterprise プランでは、
Chat and Cowork unifiedが有効なときに使えます1。
メモリとブラウザ操作の設定
- 01メモリを使わない実行タスクを始める前に、
+メニューでMemoryを無効にします1。 - 02既定のブラウザデスクトップアプリでのブラウザ操作は、既定ではアプリ内蔵のブラウザを使います1。
- 03利用者の Chrome を使うデスクトップアプリでは、優先ブラウザに設定すると利用者の Chrome を操作に使えます。その場合は次の機能を経由します。経由する機能は
Claude in Chromeです1。 - 04ウェブ・モバイルからの内蔵ブラウザデスクトップアプリがオンラインなら、ウェブ・モバイルからも内蔵ブラウザを使えます1。
- 05Chrome のサイドパネルとデスクトップアプリChrome のサイドパネルで表示中のタブを読むだけなら、デスクトップアプリは不要です。タスクの中でのブラウザ操作には、サイドパネルを含むすべての画面でデスクトップアプリが必要です1。
クラウド移行と Claude Code への持ち出し
2026-10-06 に、Only on your computer 設定は削除されました。この設定だった Pro・Max プランの利用者は、次にデスクトップアプリを起動したときにクラウドへ移ります1。
クラウドへ移った Pro・Max プランの利用者には、通知が表示されます。Pro・Max プランで 2026-10-06 より前にコンピュータで始めたタスクには、このコンピュータ限定のバナーが出ます1。
コンピュータで実行中だった定期タスクは、利用者のコンピュータで動きます。新しく作る定期タスクは、クラウドで動きます1。
Anthropic は、コンピュータ上だけで動かしたい新規タスクの代わりに、デスクトップアプリの Claude Code を挙げています。Claude Cowork のタスクを移す手順は次のとおりです1。
パソコン上のファイルの扱いと学習利用の設定
- 01Claude が触れるフォルダクラウド実行で Claude が触れるのは、接続済みのフォルダだけです。デスクトップアプリを通じ、アプリの起動中に限られます1。
- 02ファイルを読み書きできる条件クラウドのセッションでは、デスクトップアプリの起動が読み書きの条件です。対象はデスクトップで始めたセッションか定期タスクで、接続済みフォルダに限ります1。
- 03ファイルの権限クラウドのセッションからパソコン上のファイルを使う場合も、設定済みの権限の範囲内で動きます1。
- 04取得した複製の削除クラウド実行で取得したファイルの複製は、セッションを削除したときに削除されます。扱いはデータ保持方針に従います1。
- 05会話の学習利用設定のプライバシー画面にある
Help improve our AI modelsで切り替えます1。
画面ごとの機能の対応表と Projects の扱い
Anthropic の画面別機能表は12項目です。対象はデスクトップ・ウェブ・モバイルです1。
- 01ローカルフォルダに紐づく Projectsローカルフォルダに紐づく Projects での Claude Cowork セッションは、デスクトップだけで使えます1。
- 02Projects の内容Projects から始めた Claude Cowork セッションは、Projects の内容を変更しません1。
- 03Projects の知識Projects から始めたチャットと Claude Cowork セッションは、Projects の知識を文脈として使います1。
- 04ローカルのコネクタローカルのコネクタと、それを使うプラグインは、デスクトップアプリ経由でだけ使えます1。
- 05ローカルの MCP サーバーを含むプラグインローカルの MCP サーバーを含むプラグインも、デスクトップアプリ経由でだけ使えます1。
この記事に出てきた言葉
- 01クラウド手元のパソコンではなく、インターネットの向こうにあるサーバーで処理する使い方です。
- 02デスクトップアプリパソコンに入れて使うアプリです。ブラウザで開くウェブ版とは別に用意されています。
- 03セッションClaude に作業を頼んでから終えるまでの、一連のやり取りのまとまりです。
- 04定期タスク決まった日時や間隔で、繰り返し自動で行わせる作業です。
- 05ベータ正式な提供の前に、試験的に使える形で出されている段階のことです。
- 06オーナー組織で契約したアカウントを管理し、機能を有効にするかどうかを決められる立場の人です。
Claude Cowork は、どこで処理して何を残すかを社内で説明できる状態にしてから広げると、現場も管理側も迷いにくくなります。私たちは、使わせる画面と社員のアカウントの扱いを先に決めておくことを勧めます。
出典
本記事は公式の発表をもとに、株式会社UNSが要約したものです。正確な内容は出典をご確認ください。
この記事の更新履歴(1件)
- 2026.10.24初版

