公式ページ解説Claude

Claude で顧客管理の暗号鍵を API で登録・紐付けする手順の解説

Anthropic の顧客管理の暗号鍵の設定手順ページをもとに、UNS が経営者と情報システム担当者向けに解説します。

公開2026.11.01更新2026.11.01読了6分出典:公式ページのみ(1件)
Summary30秒でわかる要点
  • 鍵の紐付けは取り消せず、鍵が削除されると Anthropic はデータを復旧できません1。
  • 紐付け前からワークスペースにあるデータは、Anthropic の鍵で暗号化されたままです1。
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顧客管理の暗号鍵を使う3手順の流れ

このページは、Claude Platform で顧客管理の暗号鍵(御社が鍵管理サービスで作る鍵)を使う手順です。鍵の作成・検証・ワークスペース(データを置く作業単位)への紐付けの3手順で進めます。紐付けは取り消せません1。

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取り消せない紐付けと既存データの扱い

  1. 01
    手順の対象は Claude Platform本ページの手順は、Claude Platform で管理用の API(プログラムから操作する仕組み)を呼び出すものです1。
  2. 02
    ほかの窓口は各設定ページに従うClaude Enterprise では、顧客管理の暗号鍵をその窓口の設定ページに従って設定します。Claude Platform on AWS(AWS 上で Anthropic が提供する窓口)も、窓口ごとの設定ページに従います1。
  3. 03
    鍵を作れる管理元は3種類顧客管理の暗号鍵には、3種類の鍵の管理元のいずれかで作成した鍵を使います1。
  4. 04
    既存のデータは Anthropic の鍵のままデータを置くワークスペースを用意することが、開始前の条件です。Anthropic は、新しいワークスペースが望ましいとしています。鍵を紐付ける前からあるデータは、Anthropic の鍵で暗号化されたままです1。
  5. 05
    紐付けは後から取り消せないワークスペースへの鍵の紐付けは、後から取り消せません。紐付けた鍵が削除されると、その鍵で守られたデータを Anthropic は復旧できません1。
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設定を始める前に社内で決めること

ここからは UNS の見解です。顧客管理の暗号鍵は、設定の作業より先に社内の決めごとが要る仕組みだと私たちは考えます。決裁者が担当者に確かめさせることを挙げます。

  1. 01
    どの窓口で使うのか御社が使う窓口が Claude Platform なのか、別の手順になる窓口なのかを担当者に確かめさせます。
  2. 02
    鍵をどこで誰が管理するか鍵管理サービスをどのクラウドで持ち、社内の誰が管理者になるかを決めます。
  3. 03
    新しいワークスペースを用意するか紐付け前のデータは Anthropic の鍵のままです。既存のワークスペースを使うか、新しく用意するかを決めます。
  4. 04
    鍵の削除を誰が承認するか鍵の削除権限を誰が持ち、誤って消さない手順があるかを、担当者と鍵管理サービスの管理者に確かめさせます。
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Admin API の接続先と開始前の条件

導入・運用を担当する方向けです。本ページの呼び出しは、Claude Platform の Admin API を使う手順です。開始前に、Admin API キーを保有している必要があります1。

組織で顧客管理の暗号鍵が有効になっていることも、開始前の条件です。鍵管理サービスで鍵を作成済みであることも求められます1。

鍵の作成・検証・ワークスペースへの紐付けで、API の呼び出しは3回です。Claude Console では、作成は Add key、検証は Verify の操作に当たります1。

外部鍵の作成のパス/v1/organizations/external_keys⁠1
外部鍵の検証POST。/v1/organizations/external_keys/ の外部鍵 ID の後に /validate⁠1
ワークスペースへの紐付けPOST。/v1/organizations/workspaces/ の末尾にワークスペース ID1
API キーの環境変数(原文のサンプルコード)ANTHROPIC_API_KEY⁠1
認証ヘッダー(原文のサンプルコード)x-api-key⁠1
anthropic-version の値(原文のサンプルコード)2023-06-01⁠1
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外部鍵の作成で指定する項目

外部鍵の作成時の項目には、display_name と geo があります。鍵の情報は provider_config に入れます1。

原文のサンプルコードでは、geo に us を指定しています。鍵の管理元ごとの type と鍵の値は、次の表のとおりです1。

AWS KMStype は aws。kms_arn(鍵の ARN)を指定1
Google Cloud KMStype は gcp。key_name(鍵の完全なリソース名、先頭は projects/)を指定1
Azure Key Vaulttype は azure。vault_uri(保管庫の URI)、key_name(鍵の名前)、tenant_id(保管庫のテナント ID)を指定1
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検証と紐付けの応答で見る項目

外部鍵の作成の応答では、type が external_key になります。応答の id は、ekey_ で始まる外部鍵 ID です1。

検証の応答の種別は external_key_validation です。成功すると status は success になります。このとき error は null です1。

検証に失敗すると、status は failure になります。失敗の理由は error に入ります1。

紐付けでは、外部鍵 ID を external_key_id に指定します。ワークスペース ID は wrkspc_ で始まります。紐付けの応答では、紐付け済みの鍵が external_key_id に表示されます1。

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記事に出てきた言葉の説明

  1. 01
    顧客管理の暗号鍵データを暗号化する鍵を、利用する側の会社が自社の鍵管理サービスで作り、管理する方式です。
  2. 02
    鍵管理サービス暗号鍵を作成・保管し、誰がどの操作をできるかを管理するクラウドのサービスです。
  3. 03
    ワークスペースサービスの中で、利用やデータを用途ごとに分けてまとめる単位です。
  4. 04
    紐付け鍵とワークスペースを結び付け、そのワークスペースのデータをその鍵で守るようにする設定です。
  5. 05
    APIソフトウェアどうしが決まった形式でやりとりするための窓口です。画面を使わず、プログラムから操作できます。
UNS Note鍵の持ち主を先に決める

私たちは、顧客管理の暗号鍵を技術の設定ではなく、鍵を誰がどう守るかという社内の決めごととして扱うことをおすすめします。手順に入る前に、鍵の管理者と削除の承認の流れを決めておくことが大切だと考えます。

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出典

  1. 1Add and attach an encryption key with the Admin APIplatform.claude.com・2026.11.01 確認

本記事は公式の発表をもとに、株式会社UNSが要約したものです。正確な内容は出典をご確認ください。

この記事の更新履歴(1件)
  • 2026.11.01初版
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